1.上場とは
上場とは、証券取引所で株式会社の株式を売買できるようにすることです。
2.メリット
ここでは、3つメリットを紹介するよ!
- 資金調達しやすい
上場することで、多くの一般の投資家が株式の売買が可能になるため資金調達がしやすくなります。企業はこの資金を活用し、事業拡大や設備投資を行い更なる利益の拡大に繋げます。
- 知名度の向上
上場企業は、さまざまな情報を公開するためその知名度が高くなります。ブランド力の向上につながるということです!
また、知名度が高くなればより優秀な人材が集まりやすいというメリットもあります。企業の一番の価値は働く人(従業員)にこそある。なんて言われるように、優秀な人材の確保は企業にとって最も重要だと言えるでしょう。
- 企業価値の評価
株式市場では、企業の株の価格(株価)がリアルタイムで変動します。
当然のことながら、株価が上昇すれば時価総額も上がります。下落した場合も同様です。
逆に、企業価値が高ければ株価が上昇する場合もあります。さまざまな情報をもとに投資家たちが企業に魅力を感じたら投資するという訳です。
3.デメリット
- コストの増加
上場するためには多額の費用が必要となります。初期費用は当然のことランニングコストも必要となります。年間でも何千万と費用ががかかるのです。
- 買収リスクの増加
上場をする事で誰でも株式の購入をする事ができます。誤解を恐れずに言うと株式会社は多くの株式を所有している人(企業)に経営権があります。そのため、敵対する企業に買収されるリスクが生じます。
- 社会的責任の増加
企業には、コンプライアンスの遵守、社会奉仕活動、環境保護など様々な社会的責任を負っています。
企業が上場すると世間からの注目度は高いものとなります。そういった中で、何か不祥事などが発覚した場合、世間からの紛糾は強いもとなるでしょう。
4.まとめ
上場には多くのメリットがあると同時にデメリットもあるんだ。上場をするかしないかは、企業の成長度や資金面、社会的価値などあらゆる視点から見る必要があるってこと!
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